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 装丁がキラキラしてる。本も小型でなんか可愛い。
裏表紙がアリスとパチュリー。この組み合わせ狙ってるな!
カバー見返し部分に霊夢。これやっぱり狙ってるだr

弾幕写真集です。
弾幕攻略本でもなければ、設定資料集でもない。
神主曰く、読んで終わりじゃなくて、ふと思い出した時に手に取って眺めて欲しい、らしいです。

大変に可愛らしい本です。オオウ、と意味不明の呻き声が思わず出てしまう。
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 読んで一日経って、少し考えてみた。

人間と機械知性体では時間感覚が異なるというのは『機械たちの時間』を読めば理解の手助けになるかもしれない。
人間は過去から未来へと、時間を認識するが、機会は逆に未来から過去へと時間が流れているのだ、というやつ。

そして、作品中に出て来た『リアルな世界』、つまり雪風やジャムの認識する世界、というのは『死して咲く花、実のある夢』に出てきたテーマの再登場なのじゃなかろうか。
我々が普段認識している世界というのは、ノイズが混じってるからそう見えるだけで、頭にノイズキャンセラーを付ければ世界の真の姿が見えてくる。その世界の真の姿、というのは要するに<なにも無い>訳で、意識だけが存在しているという世界なのだ。そこでは、意識を生んでいる筈の脳みそそのものが存在していない。全くの意識だけの世界。
『死して咲く花、実のある夢』では三人の情報軍兵が、この死後の世界ともいえる不可思議ワールドに迷い込み、しかし、死んでも本隊と連絡を取れと命令されている。なんかもう、必ず帰投せよ、のブーメラン戦隊みたいだ。

雪風シリーズ、今度ので完結という訳じゃなさそうですね。
今回でようやくジャムの正体が掘り下げられた、という感じかしら。
というか<ジャムとは認識不可能な存在なのだ>か、或いは<存在しないという仕方で存在する>みたいな、そんなもんじゃないかな、と。
これはもう敵は海賊の魔女とか、プリズムに出てくる青の将魔だとか、永久機関装置のボルターだとかと同次元の存在っつーことで一応は。
んで、もう敵が訳わかんなくて絶体絶命でも、とりあえず生きる、生き続ける、生きてる限りは負けじゃないぞ、という人間の意地。燃える。

某書店にて捕獲作戦開始。
しかし、発見出来ず。在庫データベースに問い合わせると『売り切れ』。
おかしい。今日が発売日。まだ朝の九時半だぞ。
そうか分かった。これはジャムの仕業だ。

 ドイツ人の掃除好きは世界一ィィィィィ!!!

さて、という訳で表題の本についてです。
父親が日本人、母親がドイツ人のタニアさんが住みやすい生活空間を作るにはどうしたらよいのかという事を指南してくれる本です。
うん、概要短いね。

一緒に使うものは一緒にする、とか。
今使うもの以外は持たない、とか。
明日からでも実践できそうで、よしやるぞー!とか思うんですが、中々上手く出来ないんだろうという事が容易に予想出来る。
というのも、うちの家系は基本的にモノ持ちなんですよ。
お金持ちじゃなくてモノ持ち。お金とかあったらすぐにモノに変えちゃうわけですよ。家具とか絵とかに。
使わないカップとか部屋に溢れてますよ。部屋の一角がもう『CUP ZONE』なんですよ。

でも、DIYのススメはよいよなぁと思う。
私は自分の部屋にドリルで穴開けて、シェルフ作ったり、本棚作ったりってのが大好きなんで、ドイツ人の自分の住処は気に入るまで徹底的に手を加えるという姿勢は非常に共感出来るできる。
でも、日本の場合、借家だと壁に釘一本さしただけで怒られそうだもんね。その辺の事情の違いはあるのかもしれない。あと、日本の場合、石膏ボード壁なんで何かとDIYには向いてないよね。

他にも、ラグの使用法。照明の効果的な使い方、と色々書いてあるので、気分転換に部屋の模様替えをしたい人は手に取ってみるといいかも。

自分の生活空間をカスタマイズするってのは、幸せへの第一歩だと私は思ってますYO。

本屋でたまたま発見して拿捕してきました。
帯の部分には夢枕獏先生のコメントが書かれており、たぶんマッチョな小説なんだろうなと予想していたら、その通りでした。色んな意味でマッチョ。

ストーリーはあって無い様なものです。
冬眠し損ねて凶暴化したヒグマが、人間を襲いまくるというお話。
物語開始早々、ヒグマに襲われた死体が出てきます。イントロダクションは一切なし。いきなりアクセル全開です。
で、山小屋で遭難。ヒグマが遅いに来ます。人の良さそうなフィンランド人がいきなり生贄に。人間の腕なんかヒグマの手に掛かれば、一撃で千切れます。クマーは凄い馬鹿力なのです。そんで胴体咥えて、ぶん回します。腕とか足とか滅茶苦茶になります。でも頭と心臓は無事なのでまだ生きてます。顔とか引っ掻かれて、噛まれます。皮膚がべろり。クマーは人間の服を引き千切ります。そんで内臓たっぷりの胴体をがぶり。人間弱いくせに、中々死ねません。生きたまま内臓とか食われます。
と、こんな調子でヒグマが人間どもを餌食にしていきます。
妊婦相手でも容赦しません。鬼畜です。というか、クマですから仕方ありません。
兎に角、クマの種族としてのスペックの高さが強調されています。読んでる方は毎頁、クマの恐ろしさを叩きこまれます。
なんという熊小説。
一応、最後でクマーを倒す訳ですが。ブルドーザーで。
なんかもう人間とか瀕死です。そりゃそうでしょう。
途中、雪の中でサバイバルとかしてますが、読んだ後はクマーの事しか憶えてません。

もう北海道なんていかねぇ!!
特に、クマ牧場のある登別なんて死んでもいかねぇ!


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